当酒蔵のスタッフをご紹介します。決して多い人数ではありませんが、150年以上ある蔵の歴史と伝統を誇りに常に新しい事にチャレンジするプロフェッ ショナル集団です。一つひとつの仕事に真摯に向き合い、みなさまにお喜び頂けるサービスをご提供できるよう日々業務に努めて参ります。
阿久津 信
慶応2年(1866年)から続く菊の里酒造。その8代目にあたるのが現在の代表取締役社長の阿久津だ。修行を経て平成14年から蔵へ入った当時、栃木県で最も小さな酒蔵だった菊の里酒造。窮地にあった蔵を立て直し『大那』を立ち上げ紆余曲折を経て経営を軌道に乗せた彼の業務はいまも多岐に渡る。
「いまも酒造りから営業まで全て携わります。その中でも大変であり、またやりがいがあるのは製造や販売の計画を立てることですね。どれくらいお酒を作るのか? どれくらい販売するのか? などです。ただ、酒造りは不確定要素がとても多く常に不安はあります。」
蔵を立て直しいまも挑戦を続ける彼から発せられた意外な言葉だった。「そもそも酒造りはお米がないとはじまりません。しかし相手は自然です。本当にお米ができるのか? などお米の心配はもちろん、美味しいお酒ができるのか? 本当に売れるのか? などなど先が読めない不安と常に戦っていますね。」
そんな不安と対峙する方法を聞くと「信用するしかありません。朝のミーティングをしっかりやる。お客様とのコミュニケーションをしっかり取る。最善をつくして信用するしかありません。」そう答えてくれた。まさに人事を尽くして天命を待つ、という事だった。
「最近思うのは、地元のひとが誇りを持ってくれるような酒蔵になりたいですね。例えば、地元に帰ってきた人に『菊の里酒造のお酒のんだよ』といってもらえるような。栃木・大田原のひとが誇りに思ってもらえるように…。」目標を尋ねた際に彼の目にあったのは地元の栃木であり大田原だった。
またこれからの日本酒について尋ねた。「日本酒の可能性はまだまだあります。日本にはいい酒蔵さんがたくさんある。同業者さんと力を合わせて日本酒のすごさを世界に見せつけたい。ワインと同じように国際酒として次のステージへ上がっていって欲しいですね。」
石井 浩
「ものを作ることがとにかく好きで楽しいですね。」ものづくりが好きで蔵人になったという石井はこの業界一筋の職人だ。
さまざまな酒蔵に勤めた経験を持つ彼に、今の菊の里酒造を尋ねた。「設備投資をどんどんしてもらえるのが嬉しいですね。それに比例してお酒の品質も良くなります。そのことでお客様により良いお酒を届けられることが嬉しい。また休みが取りやすくなっているし、それもやりがいにつながります。」
おすすめのお酒を尋ねるとこう答えてくれた。「しいて挙げるならレギュラー酒を上手く造りたいです。通年で出しているお酒を美味しく飲んで頂けたらと思います。」
酒造りにおいて全ての工程が大切と話す職人肌の彼が、一番やりがいを感じるのがお客様の反応だと言う。「やっぱり『美味しい』の一言です。自分の造ったお酒を美味しく飲んで頂いていること。これに勝ることはないですね。」
斎藤 豊
「酒造りにおいて全ての工程が大切です」と語り。蔵人として20年のキャリアを持つ斎藤がこの道に進んだのは酒が好きなこと、そしてなによりモノづくりが好きなことがきっかけだった。「小さな頃から作ることがとにかく好きで、『学研の科学』なんかは夢中作っていました。なぜこうなっているのか? どういう仕組みなのか? を考えるのが楽しく、今も何気なく目に入る建物を見ると『どうやってできているのだろう?』と工程を想像するのが楽しいですね。」
好きが講じて土木科へ進学。その後の進路を選択するに心に刺さったのが日本酒造りだった。酒を飲むことが好きでモノづくりが好き。1000年以上の歴史があり今も絶えず変化する日本酒造りは斎藤にとって正に天職だと言えるだろう。 「酒造りで最も面白いと感じるのは、ほんの小さな固形物である米粒が液体の日本酒に変わること。これが造っていても不思議で楽しい。」
昭和時代、出稼ぎで蔵に来られた杜氏から酒造りはもちろん掃除の仕方から洗濯の仕方まで教えてもらった最後の世代だと言う斎藤。酒造りで最も大切な事を聞いた。「『和醸良酒』。チームワークが一番です。誰一人か一人でも欠けたら良い仕事はできません。」
大森 篤志
営業と酒造りを担当する大森は10年間商社に努めた異色の経歴を持つ。商社マンとして10年間を海外で過ごした彼がなぜ酒蔵の門を叩いたのか。「もともと、ものづくりに関心はありました。商社はある意味つくられたものを右から左へ動かすのが仕事。その中で自然とものづくりへの関心が高まっていきました。」
そんな彼が帰国した時、目にしたのが菊の里酒造の求人だった。「海外赴任に疲れ日本に帰ってきた時、海外寄りのマインドになっていた自分がより日本を感じられる事を探していました。そんな時たまたま目にとまった求人募集を見て『これだ!』と思いました。」
仕込み時期は原料処理を中心に酒造りに従事し、それ以外の時は出荷のほか営業マンとして国内外を飛び回る彼は、今の仕事のやりがいをこう語る。「社員数が多いわけではないので大変なこともあります。また体力的に厳しい事も。ただその分がんばったことが商品として形になり、それがみなさまの手もとに届いて美味しいと言って頂けることが最高に嬉しいですね。」
最後にこれからの意気込みを尋ねるとこう答えてくれた。「とにかく美味しいものをつくるしかないです。たくさん飲んで頂くことで日本酒がどんどん盛り上がって欲しい。そして日本酒の価値がより上がってくれると嬉しいですね。そのためにみなさん、買ってください(笑)」
岡 錦市
2023年(令和5年)に入社した岡の実家は酒屋だ。「両親の背中を見て小学校高学年の頃から実家を継ぐことを決めました。」そう語る彼の父と代表の阿久津は同級生。その縁もあり菊の里酒造へ入社した。「専門学校を卒業して就職先を考えた時、学生時代に住んだ新潟かもしくは東京も選択肢にありました。ただ実家の酒屋で『大那』を一番目にしていたことが決め手となり菊の里酒造でお世話になることを決めました。」
入社前は新潟で醸造の専門学校で学んだ。醸造・清酒・ビールその他アルコール類全般の製造、醸造学や培養、遺伝子や菌の勉強など学習内容は多岐に渡った。
その経験がいま生きているか尋ねると「ゼロではありませんが、現場は全然違いました。まず規模が違う。商品を扱っているという責任も大きいです。なにより思った以上に体力を使う肉体労働でした。」
「お酒を飲めるようになり大那をはじめ日本酒を飲みはじめて、周囲の友人と比べて知識や味がわかることが嬉しい。」と話す岡にやりがいを聞いてみた。「実家に帰って自分の造った商品が並んでいるのを見た時が嬉しいですね。『やってやったぞ!』みたいな(笑)」先輩の背中を追い将来を見据える目は力強い。
菊の里酒造では熱意と向上心を持つ仲間を募集中です。
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