人の一生に同じ年がないように酒造りもその年だけの一期一会です。
自然に育まれた風土と水と土の恵みに活かされながら、
私たちは誇りをもって那須の地酒を造っています。
太古から神様と人を結んできた日本酒は今、
人と人とが交流するつながりの場を潤すものとなっております。
日本酒を語るということは故郷を再発見するような楽し みの他に、
日本の食、自然、歴史、文化を受け継ぐとい う側面もあると思います。
今後も世代を超えて愛される 日本酒を造り続けて参ります。
菊の里酒造は栃木県大田原市にあります。大田原市を含む那須野が原は清流那珂川をはじめ
地下水と伏流水のある良質な水に恵まれた地域です。また古代より稲作が盛んで
良質な酒米にも恵まれた日本酒造りに適した地域でもあります。
米づくり以外にも明治以降の殖産興業の影響も大きく、酪農やとうがらし・ブルーベリー・
いちご(とちおとめ)などの農業も盛んな大自然に恵まれた地域です。
そのような自然に恵まれた那須野が原で慶応2年(1866年)、
菊の里酒造は誕生しました。創業当時の屋号は「蜂竜舎」と言い、
百姓頭であった阿久津傅一郎が酒造りを志し最良の水を求めて
たどり着いた地がいま菊の里酒造のある場所となります。
蔵の歴史と伝統を誇りに常に新しい事にチャレンジし、
みなさまに最良の日本酒をお届けできることを願い
日々酒造りを続けております。
当蔵で製造している製品の一部を紹介いたします。
当蔵を代表する銘柄「大那」、
爽やかで日本酒が初めての方にもおすすめの「菊の里」、
そして特別な日のお酒としてお楽しみ頂きたい
「新たな」など、さまざまなお酒を製造しております。
150年以上ある蔵の歴史と伝統を誇りに常に新しい事にチャレンジするプロフェッショナル集団です。一つひとつの仕事に真摯に向き合い、みなさまにお喜び頂けるサービスをご提供できるよう日々業務に努めて参ります。